いわきD&D同好会のブログ

福島県いわき市で活動しているTRPGサークル“いわきD&D同好会”の紹介ブログです。〈ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)5版〉と〈新クトゥルフ神話TRPG〉をプレイしています

例会レポ 第20回:2019年6月22日(土)

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グレイ・ウーズに腐食されるガルのグレートソード! 「5-5-6、クレ~!」、的な。

今回は、記念すべき“20回目の例会”となりました。

 

参加者は、Nさん、Kさん、そしてMaster。

DMは、Nさんが担当。

プレイ時間は、9時30分~14時でした。

 

パーティ構成は次の通り。全員2レベル冒険者です。

 ・MasterPCバーバリアン・ガル(ドラゴンボーン)

 ・KさんPCクレリック・オスカー(ヒルドワーフ

 ・NさんNPCローグ・アンバー(ハーフリング)

(他のメンバーさんが例会に参加してくるごとにそれぞれの新PCが加わっていく予定です)。

 

冒険者パーティの3人組は前回の冒険を終え、またまた拠点としている港町にある冒険者の宿屋兼酒場に戻ってきていました。貧乏領主が治めるこの町は、(人件費に割ける金すらないという意味からか?)町を見守る衛兵の配置もきちんとしておらず、治安対策に関しては(も)かなりいい加減です。仮に何か事が起きても、「面倒ごとの解決を請け負ってくれる冒険者に任せればよい」と言うような他人任せ姿勢すらあるのでした。町としては金がない→、領主は自らは何もしない→、他人(冒険者)になんとかしてもらおう→、ただ誰かが動くのを待ってるだけで領主自身が依頼をだすようなことはしない、みたいな・・・。そんないい加減な治安体制の割に平和なこともあり、今のところ大きな問題も起きず、町の人々はのんびりと毎日の生活を送っているようです。

 

さて、PC達はある日、そんなこの町から見渡せる近海の海で、とある出来事が起きてる噂を耳にしました。それは、ここ最近、内海に小規模の海賊の一団が出没、貿易船などが襲われ積み荷を強奪される事件が起きている、というものです。町の人々は「困ったなぁ~」とは口にはしていますが、領主も誰も特に対策は講じようとはしていない。

得に収入になりそうな冒険話も今のところ見当たらないし、ここはひとつその海賊の討伐にでも乗り出すか、と、メンバー間で意見がまとまりました。報酬話につながらないかと一応、領主に申し出ますが、相手にしてもらえません。

 

PC一同「なんだよ~、やっぱりそうかよ~、貧乏領主め~(↓)」

 

こうなれば勝手に、町の人々を苦しめている海賊を退治をして、海賊の隠し持っているお宝を我々自らの報酬としてしまおう!(←お宝を奪おう! ←シーッ!)、ということになったのでした。

 

PC一同「自分達で目標立てて、テンション・アゲアゲで行くぜ~!(⤴AB同時押し)」

 

町でまずは情報収集にあたります。そして、海賊の本拠地があるらしい場所はもう実は大体わかっていること、その海域はそれほどここから離れているわけではないこと、小さな島などが群がっているその海域は海流も荒く手慣れた船乗りでなければ対応できないこと、を知ります。

PC達は酒場で飲み比べ勝負をして、どうにか相談に乗ってくれそうな船長と知り合いました。PC達は彼に謝礼を支払い、船を出してもらう約束を取り付けます。

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海の怪物相手に海上戦ダーッ! (この後、ジャイアント・オクトパスはスタッフが美味しくいただきました♥)的な。

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謎の浜辺アリの、廃村アリの、怪しげな洞窟アリの、様々なシチュエーションが繰り広げられる展開、的な。

 PC達は小型帆船を繰り出し、荒れた海域にある孤島をひとつひとつしらみつぶしに調べていきます。ひとつ訪れるごとにひとつイベントが起きるわけですが、これがまたバラエティー豊か。

メインどころは海賊の配下たちやら、自然に棲まうモンスター群との戦闘だったりするわけですが、我らがへっぽこパーティ、前回までのへっぽこぶりを反省してか、うまくバランスを考えて各戦闘をクリアしていきます。

とか言いつつ、プレイの印象に残ったのは、やはりPC達のお約束通りのアクシデントっぷり。ここぞという時のチャレンジやら調査やら知覚の各判定に“結構な割合で”皆して失敗。バーバリアン・ガル(ドラゴンボーン)が思いのほか攻撃ロールに成功し続けて「こりゃ今回は凄いゾー!!」と皆して感心すれば、グレートソードのダメージ2d6ロールは出目が毎回1ゾロの始末・・・。

 

ガル「あり得ねぇ~?!Ω\ζ°)チーン」

 

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敵ボスのアシッド・スプラッシュ呪文が炸裂! PC達は3回投げつけられ、酸攻撃だけにさんざんな目に、的な。

そんなこんなで呆れたり爆笑したりし続けた今回のシナリオも、本拠地に残っていた海賊の残りとボスの魔道士を退治し、無事に冒険を終えることが出来たのでありました。

 

今回の経験点は一人325点。報酬はひとり300GPでした。全員3レベルへっぽこ冒険者へとステップアップ致しました。テレテ・テッ・テッ・テー!!

 

ガル今回の独り言「今回は誰も死傷者を出さずに済んだ。我がグレートソードが錆びついて死んだがなΩ\ζ°)チーン」(恐るべしD&D・・・)。

プレイ小道具紹介① お手軽・流用フィギュア編~その1

“いわきD&D同好会”では、D&D5版(強いて言えば色々なTPRGを)プレイする際のお供に、様々な小道具を(できうる範囲にて)用意するようにしています。リーダーのMaster自身、色々と小道具を集めたり、自作するのが大好きな人間なんですね。それが大きく影響している部分もあります。

このプレイ小道具紹介カテゴリーでは、実際に使用している小道具類の紹介ならびに自作しているモノならその製作方法を参考までにご紹介したいと思います。

 

第1回目は“お手軽・流用フィギュア編~その1”です。

いわきD&D同好会では、プレイするにあたってフィギュアを使用しています。PCとモンスターの位置関係がハッキリわかるし、やはり立体物があると色々とイメージがつきやすいですからね。

過去に発売されていたD&Dのオフィシャル・フィギュアシリーズをかなりの数使ってますが、今回はそちらのものではなく、流用している改造フィギュアの方を紹介したいと思います。2019年6月現在、D&Dオフィシャル・フィギュア群って、なかなか入手できないですし、代用品を探している方、結構いらっしゃるのではないでしょうか? 僕も持ち合わせていないモノは別商品から流用し用意してる次第なんです。 

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オフィシャルD&Dミニチュアとのサイズ比。

目を付けたのは、ボトルキャップ・フィギュア。例えば、ペプシマンスターウォーズ猿の惑星、あとは自然の生き物を模した諸々のシリーズ等・・・ブツ自体は皆さん、いつかどこかで一度は目にしたことがあるはず。それらの中には、サイズ含め、D&Dの雰囲気にほぼ合致するようなもの、結構あるのですよ。(注:ボトルキャップ・フィギュアのサイズは、ほぼ“中型サイズ”にあたります。中には“小型サイズ”に近い物もあるかも)。

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ペプシマン流用の、“マミー”。

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ペプシマン流用の、“ワーウルフ”。

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ペプシマン流用の、“フレッシュ・ゴーレム”。

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ペプシマン流用の、“ドッペルゲンガー”(ポーズとかもう様々なのがあってキモカッコE~♥)。

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猿の惑星流用の、“スケアクロウ”。案山子フィギュアってあんまり見かけたことないから見つけた時にはビビビッと来ました!(←古ッ)。

本体をキャップから切り離し、TRPGフィギュア向けに売られているベースに接着する等のちょっとした手間などは必要となるかも知れません。が、本格的なメタルフィギュアを大量に買って技術力と時間と労力をかけて製作するよりも、非常に簡単かつ安価で(入手できれば“数”も)あっという間に用意できるという大きな利点があります。

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森と清流 BIRDTALES(のサワガニ)流用の、“ジャイアント・クラブ”。造形も元からの塗装も超リアル!!

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スターウォーズ流用の、“NPC”。

今回紹介したのはほんの一部です。この手のボトルキャップ・フィギュア、探せば色んな形状をしたキャラを発見できます。リサイクルショップ等で、1個100円以下どころか、数十個まとめ売りで300円とかで入手出来たりもします(←値段は店にもよるとは思いますが・・・)。

街中や冒険者の宿屋兼酒場にいる一般人NPCとか、モンスターの頭数を、ド~ンと喪黒福造ばりに大量に必要な時は大助かりです。大抵、最初から塗装されているし、塗膜もブツ自体の強度もそれなりにあるので、少々雑に扱っても平気。これはDMとしては大助かりですよ~。

 

戦いは数だよ兄貴!」(byドズル・ザビ

 

と、有名な偉い方も言っておられましたしね。