参加者は、Kさん、Tさん、そしてMaster。
DMは、リーダーのMasterが担当。
プレイ時間は、9時30分~16時でした。
ストーリーは前回からの続き。サンチダージェの大庭園での冒険を終え、帰路についていた冒険者一行はその帰路の初日に雨に見舞われ、3軒の木こりの一家が住むだけの小さな集落に立ち寄ります。そこで家からふらふらと出てきてPCに助けを求めながら倒れ込んでしまった少年に手を貸すことになりました。
なんでも彼の村は近辺の丘の上に住む魔女(魔女は村人とは一切交流を持たずにいたし、村人も関わり合いを持たないようにしていた)の呪いの病を受けてしまい、一週間以内にゾンビ化され、彼女の奴隷にされかかっているとのこと。魔女に抵抗を試みた大人達も倒れ、ついには少年含め全員、床に伏せ、意識が残っているのは彼のみになっていたのです。しかも、PCのうち、ウィザード・モラウ(ヒューマン)と、ファイター・ダングリム(マウンテン・ドワーフ)も呪いの影響を受けてか、いきなり意識を失い、高熱にうなされ始めてしまいました。
村はもとより仲間二人を助けるためにもと、冒険者達は塔に住む魔女を倒しに向かいます。すでに3日が過ぎているようで、タイムリミットは残り4日。大休憩を4回取るうちに魔女の野望を砕かなくてはなりません。
プレイヤーには番外編的なお話と思わせておいて、実はしっかり本編に組み込まれている内容で、次々におこる2回3回のどんでん返しにPC達は翻弄されます。その中で、またもや登場した赤い道化師。その名をメンティラ。
赤い道化師メンティラ「亡者の洞窟を先立って開放したり、ダガーフォードの街で待ち伏せしたり、色々と邪魔させてもらってきましたが、本当にこれ以上、勇者クラージュについて関わってもらっちゃこちらが迷惑なんですよ! あなた達から感じる魔法のこの気配からして、もうすべてのアイテムは揃えたんでしょう?!」
今回のプレイで印象に残ったのは、特にヘル・ハウンドのブレス範囲攻撃で、ガンガンPCのHPが削られました。これは想像以上にまずいと、冒険者達は出し惜しみなしの攻撃に転じた次第です。
ダングリムではないのに、「何もない通路だけど、まぁ大丈夫だろう!」と高を括ったPC達はアラームの罠に引っかかり、敵の注意を引いたことからピンチに陥ります。
今回のシナリオでは、やたらとプレイヤーサイドで判断ミス、そしてダイス目の悪さが頻発し、NPCローグ・エレヴァン(ハイ・エルフ)は何度か気絶状態に、KさんPCパラディン・シルヴァー(ヒューマン)とTさんPCファイター・ナット(ヒューマン)はしょっちゅう削られまくったHPを回復していました。
・・・まぁ、そういう時もあるやね。
事件を解決し、村人と仲間達に掛けられた呪いが解け、一行は再びダガーフォードの街への帰路についたのでした。
今回の冒険点は一人4712点。入手したお金は一人183gp。
苦労した甲斐もあり、経験点がかなりもらえ、一行は晴れて6レベルへと成長したのでありました。テレテ・テッ・テッ・テー!!