いわきD&D同好会のブログ

福島県いわき市で活動しているTRPGサークル“いわきD&D同好会”の紹介ブログです。〈ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)5版〉と〈新クトゥルフ神話TRPG〉をプレイしています

例会レポ 第13回:2017年10月15日(日)

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Masterが自作した馬車が初登場。ちゃんと冒険者(中型サイズ)フィギュアが乗れる仕様となっております。


参加者は、Nさん、Kさん、Tさん、そしてMaster。

DMは、リーダーMasterが担当。

プレイ時間は、9時30分~17時でした。

 

ストーリーは前回からの続き。大賢者プローシロエの杖を入手した冒険者は、表面に刻み込められた暗号文を考古学研究家イデアルに解読してもらいます。すると今度は、『勇者クラージュの友人にして旅の仲間、僧侶の中の僧侶にして、神殿の長たる者、“僧侶サンチダージェ”の聖印を探し出せ。それは彼の“大庭園の神殿”にある』と言う目的が判明します。

宗教関係者と言うこともあり、冒険者達は街の寺院へと情報収集に行ったり、奇人変人の老魔法使いテナークスを頼ってみました。そうやって集めた情報によると、「ダガーフォードの街から南に3日ほど行ったところにある“蜥蜴沼”と呼ばれる巨大な湿地帯のとある一角に、大昔、サンチダージェと彼の弟子たちが移り住み、そこを大庭園にし、彼らの立派な大神殿を建てたらしい。その大神殿を訪問するには大庭園内の6つの女神像に巡礼する必要がある。そもそもその女神像に巡礼して己の信仰心を強めることが当時、話題にのぼっていたようだ」とのこと。

今では誰も住まなくなり、自然に帰りつつある大庭園ですが、当時の地図を見つけて所持している人物からそれを貸してもらうこともでき、PC達は大庭園へと向かうこととなったのです。

 

なんとかたどり着いた大庭園の入り口にて、坊主頭の地味そうなモナーフと言う僧侶と出会いました。彼はサンチダージェ神殿の僧侶の子孫で、ひとりこの大庭園内の管理をしている管理者とのこと。PC達は彼が知る限りの大庭園内の情報を聞き出します。彼の好意で、一行は道に迷わないという賢い馬と馬車を借り受け、それで大庭園内を巡ることになりました。

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大型サイズの“ラブラブ♥トロル夫婦”の登場にいろんな意味でドン引きする冒険者達の図。

今回のシナリオは趣向を変えて、ダンジョン探索ものではなく、いくつかいかなければならない場所(行ってみないとそこに何があるかは分からない)が示されている大庭園内の地図上の場所を一か所ずつ巡って歩く、というものです。

その一ヵ所には、やはり今まで同様、壮大な物語絵巻の描かれたレリーフが装飾された壁があったのでした。

 

プレイヤー一同「(´・ω`・)エッ? あの絵巻ってあれで完結してるお話しじゃなかったんだ・・・?!」

 

DMが説明する、レリーフで語られる勇者クラージュ達のその後の運命を知り、冒険者一行は愕然とします。そして、PC達が冒険の先々で見つけてきたこの物語絵巻の内容が、実は自分達が関わっている冒険に深く影響している事実を伝えていること、そしてまた今後なさねばならないことも語られている事実を知ったのでありました。

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いわきD&D同好会名物、「(わざとではなくて本当にそういうダイスの目が出て)またもや、やたらと、NPCダングリムがピーンチッ!」になる図。

今回のプレイで印象に残ったのは、いつものように(偶然?! 必然?!)NPCファイター・ダングリム(マウンテン・ドワーフがワイヴァーンの強力な毒針で窮地に陥ったところ。結果的に死亡はしませんでしたが(えっ、D&Dなのに・・・?)。

いくつもの遭遇で、NさんPCウィザード・モラウ(ヒューマン)の戦略性ある呪文のコンボや、必殺の呪文でパーティはピンチを乗り切ります(←いつもおいしいところをもってくニクイやつ~でもう有名)。

DMは前回大好評をいただいたゼラチナス・キューブを再登場させ(今回は大盤振る舞いで3体もですよ!)、ファンサービスとして不意討ち攻撃大作戦てな感じの作戦を敢行したのですが、結ー果的にぃなんら戦略的効果も出せなかったという・・・。

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Masterが自作したキューブちゃん(下のふたつ)。ちゃんと冒険者(中型サイズ)フィギュアを飲み込める仕様となっております。

ボス級モンスターを倒したあとに出現した謎の文字が彫り込まれている“サンチダージェの聖印”を無事にゲットし、PC達はダガーフォードの街へと帰ることになったのでありました。

 

今回の冒険点は一人2291点。入手したお金は一人620gpでした。