前回の集まりが(昨年の)9月。それ以降なかなか全員の予定が合わず、ようやく年が明けてからの例会となりました。外は悪天候で、すごい風雨の本日です。
今回の参加者は、Nさん、小⑤A子さん、K子さん、そしてMasterの計4名。
DMは、Nさんが担当。
プレイ時間は、10時00分~14時00分でした。
PYの持ちキャラである、PC達の名前やクラス、そして冒険者パーティ編成(役割分担)は次の通り。全員3レベルキャラになります。
◆前衛(近接攻撃班)
小⑤A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)
K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)
◆補助(回復&補助魔法班、近接攻撃の第2班)
Master代理・NさんPCクレリック・ダタク(ヒル・ドワーフ)
――さて、Nマスターさんから最初に軽く説明があり、今回は単発のダンジョン探索シナリオになります、とのこと。時間がかかり過ぎるとあれなので、早速始めましょうとなります――。
■シーン1.冒険の依頼
DM「立ち寄った村の酒場で休んでいたところ、君たちは店主経由で知らない商人から依頼をされます。何でも先日、商売相手をした人物が代金を支払うことが出来ないと言ってきたことから、代わりに価値ある古い地図をただで譲り受けたのだとか。それはこの村から数日ほど歩いた先の砂漠地帯にある、古い古い魔術師の図書館跡の地図らしい。図書館には価値あるものもまだ眠っていると言う情報で、一緒にそこに行き、彼(商人)が興味を持つような品を見つけ出すのを手伝って欲しい、謝礼としてそうでないものはみんな冒険者に差し上げるから、行き来する上で必要となる食料などもただで提供する・・・という内容の依頼です」
Master代理・NさんPCクレリック・ダタク(ヒル・ドワーフ)「いや、それはもう、数カ月仕事をしてなかったので、受けても良いのかと~(←PCとしてかPLとしてなのか意味不明な発言)」
K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「(笑いながら)確かに、リアルにそうだったので~」
小⑤A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「行っても良いと思います!」
商人としばし話をして様子も見てみます。どこか何らかの思惑はありそうなものの、特に邪悪な気配などは感じられないことから、冒険者たちは依頼を正式に受け、商人の護衛をしながら砂漠地帯に向かうことにします。
■シーン2.いにしえの魔術師図書館跡の探索~前半
DM「特に何か問題が発生することなく、村から砂漠地帯に入り、数日かけて目的地に到達します。砂漠の途中に丘があり、そこにぽっかりと入り口が開いているのです」
DMはPLにダンジョンの内部が描かれたマップのコピーを差し出しました。
Master代理・NさんPCクレリック・ダタク(ヒル・ドワーフ)「あ、中の地図ですね!」
みんなで確認すると、出入り口である進入路の先にすぐホールがあり、そこから左右に通路が伸びていて、いくつかの部屋でそれぞれ構成されている右の区画と左の区画で形作られたダンジョンになっています。
PL三人は相談し合い、謎のマークがいくつも描かれている部屋が多い、左区画を先に調べることにしました。
さて、今まで順調に展開していたその反動か、久々のプレイのせいか、各部屋の探索調査を行うみなさんのダイスの目がまったくもってふるわない。転がすダイスの目はいずれも一桁の低い数字だったり、あげくは、出目1・・・!? !? !?
見つけ出した古い書物や花瓶などの工芸品は価値のなさそうなものばかりだし、何かの暗号らしきものを見つけ出しても意味が解読できず・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ。
明らかに何かありそうな一番奥の部屋の手前に来ると、どう見ても動き出しそうな鎧甲冑の置物2体と、壁に突き刺さった剣2本が出迎えてきました。
奥の間の扉は魔法の力で封じられているようで、ちゃんとした鍵がないと開かない? いや、無理やり開けられそうな気もしますが・・・。
PL一同「いやいや、これは何やらまず~い気配が・・・(;´・ω・) ひとまずこちらの区画はここを残してすべて捜索したし、ひとまず置いておいて、先に右の区画を捜索しましょう。もしかすると、ちゃんとした鍵があるかも知れないしね」
■シーン3.いにしえの魔術師図書館跡の探索~中盤
DM「では、君たちは右側の区画に移動します」
注意深く侵入する冒険者一行。最初の広い部屋は砂漠の砂があちこちから侵入してきており、見るも無残な瓦礫の部屋と化してました。
捜索を始めようとしたところ、砂の中からいきなりクリーチャーが飛び出してきます。図書館跡を守り続けていたフライングソードとアウェイクンドツリーです。
初の戦闘でも目が振るわない一行。
なんと小⑤A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)が大ダメージを何度も受け(敵がクリティカル!)、HPがゼロになって意識不明の重体になってしまいます。
小⑤A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「あちゃー、やべぇ・・・」
K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「これはまずい。私の攻撃は・・・コロコロ~、あッ、クリティカル成功!!」
ここから不思議なダイス運がさく裂し出します。K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)が、事あるごとにクリティカルを出しまくり始めたのです。DMもPL一同もビックリ。
手強い敵にHPを削られながらも、Master代理・NさんPCクレリック・ダタク(ヒル・ドワーフ)の回復系呪文で持ち堪えながら、敵を殲滅。
――右区画の捜索を進め、いくつかの宝や、魔法のカギを見つけ出したところでお昼となり、午前中の部は終了となりました。
■シーン4.いにしえの魔術師図書館跡の探索~後半
お昼ご飯を済ませ、はやめに早速ゲーム再開。PLは話し合い、先ほど後回しにした左区画の奥まった場所に向かうことにします。
DM「先ほどと同じく、どう見ても動き出しそうな鎧甲冑の置物と、壁に突き刺さった剣が出迎えてきました。それぞれ2体ずつですね」
PY一同「おそらくこれらも動き出して攻撃してくるよね。細心の注意を払いながら、魔法の扉を鍵で開きます!」
鍵で魔法の扉は簡単に開錠できましたが、やはり奥の間の護り手だったらしく、鎧と剣が動き出して冒険者一行に襲い掛かってきました。
フライングソード2体と、アニメイテッドアーマー2体です。
K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「攻撃は・・・コロコロ~、あッ、クリティカル成功!!」
小⑤A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「よし、あたしも~! 攻撃ロール! ダイスをコロコロ~、きたッ、クリティカル成功!!」
ダイス目が冴えまくるK子さんに続き、いつもの調子(←調子なの???)を取り戻して来た小⑤A子さんもクリティカルによる大ダメージを叩き出し始めます。
ほどなくして護り手を倒した一行は、ついに奥の間に踏み出したのでした。
■シーン5.いにしえの魔術師図書館跡の探索~最後の戦い
DM「この狭い空間は、この図書館の持ち主兼管理者の部屋だったようです。古めかしい机やら本棚がいくつもあり。キミたちが中を見渡していると主の霊魂らしい声が聞こえてきました。『お前たちは何者だ?! ここは神聖な私の図書館である! 荒らしに来たのか?!』」
Master代理・NさんPCクレリック・ダタク(ヒル・ドワーフ)「我々は冒険者で、決して荒らしに来たわけでは・・・いや、荒らすと言うのではなく・・・(←断言できないPL)
主の霊魂(DM)「冒険者だと!? やはり荒らしに来たのだな!」
Master代理・NさんPCクレリック・ダタク(ヒル・ドワーフ)「あ、いや、その・・・(^^;」
主の霊魂(DM)「不届き者は決して許して帰すわけにはいかんッ!!」
図書館の持ち主、いまはいにしえの悪霊となった魔術師は、問答無用で冒険者たちに戦いを挑んできました。ワイト(魔術師の霊)、配下のスケルトン2体が部屋のあちこちから出現、最後の戦いが始まります。
――この最後の戦いではPL皆さんのダイス目は完全にいつもの調子に戻り、最初の頃の苦戦がウソのように敵を程なくして全滅させることが出来たのでした。
Master代理・NさんPCクレリック・ダタク(ヒル・ドワーフ)「ワタシも順調に、PLになると恒例の、普通の目か、失敗かしか出ませんでした(;´・ω・)ゴホウコクマデ」
■エピローグ
冒険者一行は図書館の主の部屋で見つけた貴重な書物や、ダンジョン内で発見したお宝をひとまずすべて商人に渡します。そして彼が必要ないものを逆に買い取ってもらい、(報酬代わりに)金銭を得たのでした。
今回入手した経験点:一人600点
財宝類:報酬一人150gp
そしてなんと今回得た経験点により、全員4レベル冒険者へとステップアップを果たすことが出来ました。かなり久しぶりのレベルアップに、皆さんホクホク顔でありました♪
………to be continued !!