いわきD&D同好会のブログ

福島県いわき市で活動しているTRPGサークル“いわきD&D同好会”の紹介ブログです。〈ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)5版〉と〈新クトゥルフ神話TRPG〉をプレイしています

例会レポ 第29回:2020年10月18日(日)

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今回のシナリオは原点に立ち返った初心者向けオーソドックス討伐物です。

参加者は、Nさん、Sさん、小②A子さん、K子さん、そしてMasterの計5名。

DMは、リーダーMasterが担当。

プレイ時間は、9時30分~15時30分でした。

 

PYの持ちキャラである、PC達の名前やクラス、そして冒険者パーティ編成(役割分担)は次の通り。全員2レベルキャラになります。

◆前衛(近接攻撃班)

 小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)

 K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)

◆補助(回復&補助魔法班、近接攻撃の第2班)

 NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ

 SさんPCバード・ヨーリオン(ドラゴンボーン)

 

――前回からプレイヤーに初心者さんが多数入ってきたこともあるし、少し原点に立ち返ろうと思いました。よって今回は(超久しぶりに)いかにも初級レベル冒険者向けっぽいシナリオを用意してみたものです――

 

 

■シーン1:ノーズ村・自衛団

DM「君たち冒険者パーティは冒険を求め、今日も旅を続けています。今は、何の変哲もないのんびりした田園風景の田舎道を旅している真っ最中。そんなある日、ノーズ村と言う名の、小さな村にたどり着きました。日も暮れてきており、どこか寝床をと探すと、旅人向けの本当に小さな宿屋けん酒場を村の中心部に見つけます。中に入ると、対応してきたのは、禿げ上がった中年の小太りの主人でした。君たちは酒や食べ物などを頼み、のんびりと休憩を取り始めます」

SさんPCバード・ヨーリオン(ドラゴンボーン)「(酒を飲みながら)あー、御主人、御主人。ちょっとお尋ねしたい。ここいらで、何か面白い冒険話はないかね? 我々は旅をしている冒険者だが、日々冒険に飢えているんだ」

宿屋の主人(DM)「おお、あんたらは冒険者なんだね? うん、それならうってつけの話がひとつあるよ」

 

そう言うと、宿屋の主人は酒場の壁にある、小さな掲示板をアゴで指し示します。

冒険者達が掲示板を見ると、次のような真新しい貼り紙が貼ってありました。

 

《勇敢な冒険者求む! 最近、村およびその周辺に度々ゴブリンが出没し、作物を荒らしたり、時に隊商や旅人を襲い品物を盗むようになった。きゃつらの根城は判明している。そこに赴き、見事ゴブリンどもを倒してくれたなら、謝礼をお支払いする! ~詳しくはノーズ村・自衛団まで~》

 

SさんPCバード・ヨーリオン(ドラゴンボーン)「(仲間を見ながら)この間のコボルドどもの話同様、このゴブリン退治も同じようなモノだろう。暇つぶしにもなる、どうだい、この依頼を受けてみないか?」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「ゴブリンなど、この前のコボルドほどではないだろうし、我がハンマーの錆にしてくれるわッ!」

PC一同「前回と同じこと言ってる!(爆笑)」

K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「皆が言うように、簡単にやっつけられるような相手なら、倒しに行こうかなー?!」

 

話の行く先が見えてきた頃を見計らって、宿屋の主人が冒険者達に話しかけてきます。

 

宿屋の主人(DM)「そうしてもらえると、村としても助かるよ。善は急げだ、自衛団本部にすぐにでも行ってみると良い。まだ宵の口だし、そもそも常に人がいるようになっているから、詳しい話を聞けるはずだよ」

PY一同「えっ、今から?!」

宿屋の主人(DM)「ああ。なんせ、ノーズ村・自衛団の建物は、このすぐ隣だからね」

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「ズコーッ! すぐ隣ってか?!」

 

窓から隣家を見ると、なるほど、ちゃんと“ノーズ村・自衛団本部”と木製の看板が掲げられているのが見えました。

冒険者達は、宿屋の主人の勧め通り、自衛団の建物に向かいます。素性を名乗り、貼り紙の内容に興味を持ったことを告げると、自衛団の青年たちは笑顔で一行を中に迎え入れてくれました。

一行がイスに座ろうとしたところ、そこにちょうどパトロールから戻ってきた自衛団リーダーの男性がドアを開け入ってきます。冒険者達は改めて自己紹介しました。

 

自衛団リーダー(DM)「おお、おお! そうかい、そうかい! 力を貸してくれるなら、本当に助かるよ! なんせ俺達は、戦いにはど素人の集団だからね・・・。戦い慣れしているだろう君達みたいのが倒しに向かってくれるなら、本当に心強いぜ! ゴブリンどもについてだが、森の奥にある川のそばにやつらの棲み処の洞窟があって、前々からそこいら一帯に出没するって噂はあったんだ。だから、誰もその辺りには近寄らないでいた。こっちが構わなければ、あちらさんも何もしてこなかったしね。やつら、その近辺の野生の動物やら木の実なんかとって生活していたらしいんだが・・・しかし、それも食い尽くしたのか、段々と行動範囲を広げて来てね、貼り紙の内容のように、今じゃこのありさまさ! 手に負えなくて、我々もほとほと困り果てている。村のそばに来たら追い返すくらいなら出来るんだが、本拠地まで乗り込んで戦えるような人間はいない。だから、退治してくれる君達のような冒険者を募集したってわけさ!」

 

冒険者達は、自衛団のリーダーと報酬等について交渉します。

結果、村からの謝礼は一人20gp(←小さな村なのでもうこれが限界)。ただ、ゴブリン退治中における宿屋代、食事代、弓矢などの消耗品の補充代は村が負担してくれるとのこと。更には、やつらの根城で、ゴブリンどもが村やどこか他から盗んできたものを見つけた場合、村としては見ない振りをするので好きにしていいとの約束をこぎ付けました。

 

自衛団リーダーの部下(DM)「あの、あと、俺が最近、仕入れてきた噂話によるとですね、さらわれた旅人が奴隷にされているらしい、と言うものがありました。もし、その人が今も生きていたとして、それを助けてあげれば、その人物も何かしらの礼はしてくるのでははないでしょうか?」

SさんPCバード・ヨーリオン(ドラゴンボーン)「おお! それは貴重な情報だ! それを聞いてなかったら、私は、ゴブリンの棲み処の洞窟を、火攻め・水攻めしてしまうところだったぞ!(笑)。危ない危ない!(笑)」

一同「(大爆笑)」

 

冒険者達は自衛団メンバーに、ゴブリンの棲み処の詳しい場所を聞き、翌朝、向かうことにします。

 

 

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今回はしょっぱなから立体戦闘遭遇から始まります。

 

■シーン2:奇襲攻撃せよ!

DM「君たちはノーズ村から出発しました。途中、田園風景の道を外れ、草木がうっそうと生い茂った森の中に入り込みます。村人に教えてもらった獣道をどれくらい進んだでしょうか・・・いつしか川の流れる音が徐々に徐々に近づいてくることに気が付きました。だいぶ歩いたし、そろそろ目的地のはずだと誰もが思い始めたそんな矢先、正面の木々の間に、少し開けた場所が見えてきます。立ち止まり、そっと草陰からのぞき込むと、ちょっとした丘を中心として、左右にひらけた空き地のある区画が確認されました。その丘の上には、洞窟らしきものの入り口がポッカリと開いています」

PY一同「おお~・・・(全員、用意されたバトルマップに注目してます)」

DM「君達から見て右側の広場には、どこかの隊商の馬車が1台、それをひいていた馬が1頭います。おそらくその隊商の荷物だったのでしょう、広場には壊された木箱などの荷物が散乱していました。村の青年が言っていた、さらわれて奴隷にされているというのは、この馬車の持ち主なのかもしれないと君達は思います。一方、左側の広場には、ゴブリンがこさえたにしては実にしっかりとした作りに見える吊り橋が川の上に渡され、対岸に延びていました。こちらには特に荷物の様なモノや残骸は一切ありません。で、あちこちにゴブリンの動く影がありますね。主にそれは中央の丘の上と、右の広場の馬車付近に確認されました。ボロい装備ですがみな武装しており、村や街道を襲ったり、本拠地の出入口をパトロールしている一派だなと君達は直感します」

 

DMはバトルマップのあちこちを指差しながら、解説します。

 

DM「えっと、村の人たちの話によると、右側が言わば正面コース。左側が裏道コースと言うことです。その時の状況からゴブリン達はその2つのルートを使い分けて行動しているらしい。先に説明したように、今は正面コースにたむろしている模様。さて、君達は敵陣に乗り込もうとしている訳ですが、この2つのどちらから侵攻しますか? 正面突破を試みるのか、裏道からこっそり近付いて奇襲をかけるのか、ふた手にわかれて敵を混乱させるように戦いを挑むのか、はたまた夜まで待つのか? やり方は自由なので話し合って決めて下さい」

 

万が一を考え、周辺の様子を更に探るなどの行為を行った後、冒険者一行は最終的にリーダーにどうするのか問いかけました。

 

PY一同「リーダー、どうしますか~?!」

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「(モジモジ♥)うん、じゃあ、裏道コースを辿って行って、奇襲攻撃を仕掛けることにしまーす」

PY一同「ヨシッ!⤴」

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裏道コースから、冒険者達は奇襲攻撃を試みます。

PYが全員して、マイPCフィギュアを左側のコース入口に配置。

DMは、流れをきちんと管理する為、ここから戦闘遭遇を開始することを宣言。全員にイニシアチブ判定を行ってもらい、各自、順番どおりに行為を発表、行動してもらいました。

 

DM「ちなみにゴブリン達は、今まで誰もやって来たことがなかったから、君達のような存在を想定もしなければ、まったく逆に気が緩みっぱなしで、盗んできた野菜をかじったり、あくびしたり、崖際に座って足をブラブラさせたりと、のんび~り構えています」

PY一同「よし、こっそりと吊り橋を渡って、洞窟の方へ近付いて行こう!」

 

PC達は小さな土山を登り、吊り橋を渡り始めました。DMは大きな音を立てないよう、こっそり渡り切るには、1マス移動するのに移動力を2必要とし、更に難易度8の技能〈隠密〉判定に成功する必要があると説明します。

前衛二人は重装鎧を着用していることから、〈隠密〉判定に不利を被ります(行為判定の際、20面体を2つ振って低い出目の方を採用しなければならない!)。

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抜き足、差し足、忍び足・・・。

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「ダイスをコロコロ~、1つ目がクリティカルで成功! 2つ目は・・・普通に成功!」

K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「ふぅ・・・(緊張)。ダイスをコロコロ~、・・・あ、合計で8! 1つ目がギリ、セーフ! 2つ目は・・・普通に成功!」

一同「ハ、ハハハハ・・・(乾いた笑い)」

 

ちなみにDMは、PCが仮に失敗しても、ゴブリンがその物音で本当に気が付いたかどうかの判定もDM側で別に行い、敵がそれで成功したらPC側が隠密行為に完全に失敗することにしていました。

さて、他の2人はどうにか成功を収めて行きますが、前衛二人は順番が回ってくるたびに緊張した面持ちで判定に挑みます。

全員の注目を浴びる、繰り返されるハラハラ・ドキドキ・タイム。

不利を受け続ける前衛が失敗したのを通して事態が悪化するに違いないと思い込んでいた全員ですが、よもやよもや意外なことに、それはNさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)の判定失敗から起こることになりました。

 

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「あ・・・〈隠密〉判定に失敗です」

DM「では、崖上のゴブリン達が気が付いたかどうかのロール・・・、あッ!」

PY一同「えッ?!」

DM「丘の上にいたゴブリン達が、気が付いてしまいました!! 『ゴブ??? ゴブゴブ???』といぶかし気に裏道コースの方に目を向けてきたところ、君達全員と目が合い、『?!?!?! ゴブ~ッッッ?!?!?!』と素っとん狂な声を上げます」

PY一同「だよね~(苦笑)」

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ゴブリン達と、目が合ってしまった!!

ゴブリンが不意討ちを受けた状況で、戦闘が開始されました。

まず吊り橋を移動で渡り切り、基本、PC達は弓や投げ斧と言った遠隔武器、もしくは遠隔呪文攻撃でゴブリン達を攻撃します。

 

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「ハンドアックス・・・投げ斧で攻撃します! ・・・外れ⤵」

 

次のラウンド。

 

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「もうひとつのハンドアックス・・・投げ斧で攻撃します! ・・・ああ・・外れ⤵」

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「ひゅ~・・・川に、ぽちゃっ!!」

DM「ダタクは、大切なハンドアックス、A&Bを失ったのだった!」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「あ~⤵」

一同「あああああ!(苦笑)」

 

さて、崖上のゴブリン達も、負けずと弓矢でPC達に遠隔攻撃を仕掛けてきます。

そんな中、降って来る矢をかいくぐりながら、K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)が崖上へと攻め入るべく、崖を登り始めました。

崖上で一人接近戦を始めるニコル。さすがにその騒ぎが耳に入り、馬車の方にたむろしていたゴブリン達も慌てて加勢にやってきます。

 

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「私も崖上に登って、接近戦に持ち込みます。ウォーハンマーで攻撃!」

 

最初こそ、五分五分(←ゴブリンだけに?!)のような展開が見られましたが、協力し合うPC達の連係プレイが機能し始めると、それほど危険を冒すことなく、PC達はこの遭遇に勝利することができたのでした。

 

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「無くした大切なハンドアックス2つの回収を試みます!(汗)」

DM「これだけ地形が複雑な場所ですからね。見つかるかどうか、難易度10の〈知覚〉判定を2回行ってください」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「ダイスをコロコロ~、・・・1つ目はクリティカル!」

DM「『あ、ここに突き刺さっていた!』 と、ハンドアックスAは発見できました」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「ダイスをコロコロ~、・・・2つ目は・・・あ、失敗⤵」

DM「君はハンドアックスAを見つけたが、Bを永遠に失ったのだった!」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「あー・・・⤵」

一同「クスクス」

 

冒険者達は付近を良く見回し、もうここにゴブリンが残っていないことを確認。

振り返ると、根城である洞窟内に侵入することにしたのです。

 

 

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ダンジョン全体図です。これを参考にしながら読み進めて下さいね。

 

■シーン3:根城である洞窟内の探索〈前半〉

DM「ここは、もとからあった自然の洞窟に、人型生物が雑に手を加え棲み処にしたらしい感じがうかがえます。ゴツゴツした岩肌の奥の方から、獣の様な唸り声、何者なのか区別のつかない叫び声のようなものが時おり聞こえてきます。壁には、細々とした炎が周囲を照らすたいまつが点々と設置されており、薄暗くはありますが、光源は必要としません」

 

――「今回のシナリオは原点に返ったもの」と前述しましたが、ダンジョン内も昔懐かしいハック&スラッシュメインの展開にしました(注:ハック&スラッシュ物とは、迷宮に潜り込み、敵を倒しては進み、宝を探しては進み、またまた敵を倒しては進み、を繰り返す、いわば戦闘中心展開のお話のことです)。文章でお伝えするにも、イニシアチブ判定をして、誰それが先に行動して、誰それが後に動いて、攻撃の正否を判定して、次にゴブリンが動いて等々の流れを繰り返す内容だけでは、(その場に参加していた人は別かもしれませんが、読み物としてこのブログを見ている人達には)単調すぎて面白みに欠けるでしょうし、印象に残ったところのみ詳しくご紹介することにし、他は何があったのかだけ説明するのにとどめておきます。その代わり、画像を豊富に用意しましたので、現場状況を眺めることでお楽しみください――。

 

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ゴブリン達の詰め所と思わしき部屋。

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下っ端兵士達の気配がします。

冒険者達が最初に捜索したのは、出入口のすぐ左手に見える部屋でした。

聞き耳を立てると、中にゴブリン兵士どもがいることがすぐに判明します。どうやら詰め所らしい。

 

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「突撃~ッ!! 猪突猛進~んんんッ!!」

 

ドアを蹴破り、中に突っ込むリーダーに、他のPC達が続きます。

不意討ちを受けたこともありますが、この部屋のゴブリンは外同様、下っ端で大したことがなく、あっという間に倒すことができたのでした。

 

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怪しげなダンジョンの通路には“罠”が設置されているものだ。

次に冒険者達は出入口から見て中央の通路を直進、どん詰まりにある両開きの扉に向かいます。この中央通路並びに他の通路にも、落とし穴や、簡単な警報装置の罠が仕掛けられていたのですが、あまりにもありがちで大したことがないものだったので、冒険者達の妨げにはならなかったのでした。

 

(DM(心の声)「せっかく用意したのになぁ、チェッ!(T_T)」)。 

 

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ゴブリン達の大部屋と思わしき部屋。

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情けはかけるな、ゴブリン達を打ち倒せ、冒険者達!!

さて、どん詰まりの扉の前で聞き耳を立てると、ゴブリン達の様々な会話が聞こえてきます。

しかし、なんたることか! 今回のパーティの中で、ゴブリン語が理解できる人物が誰もいなかったことから、何も情報を得られませんでした(←その事実に、DMもこの時になって気が付きビックリΣ(・ω・ノ)ノ! ゴブリンを通して、このシナリオの“深いところ”をここらあたりから伝えようと考えていたのに・・・⤵)。

ダンジョン中央に位置するこの部屋は、ゴブリンどもの大部屋のようで、ここにも下っ端の兵士がたくさんたむろしていました。が、やはり冒険者の敵ではなく、あっさり退治されてしまいます。

部屋の奥には鉄格子の牢屋があり、そこに誰かが捕まっていました。

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囚われ人を救出せよ!

囚われ人(DM)「あ、あんた達は、いったい誰だい?!」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「ノーズ村の依頼で、ゴブリン退治をしにきた冒険者だ。捕らわれて奴隷にされている旅人らしい人物がいるって噂を聞いたが、それはあんたかい?」

囚われ人(DM)「そうだ! 私は旅の行商人をしているカルロスと言う者で、2週間くらい前に、馬車ごとここに無理やりさらわれてきてね、ゴブリンどもに鞭打たれては、片付けだの、やつらのメシの用意だのを強要されていたんだ。早くここから出してくれよ!」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「鉄格子は鍵付きみたいだし、鍵がないと。どこにあるか知らないかい?」

 

捕まっている間、カルロスがこっそり目撃していたことから、PC達は倒したゴブリンのポケットより牢屋の鍵を入手します。

 

行商人カルロス(DM)「助かる、本当に恩に着るよ!」

 

PC達は彼が知り得る情報を聞き出します(←DMとしても願ったり叶ったり。ゴブリンから情報を聞き出せない以上、彼を通して色々と伝えてしまうことにしました)。

捕まって以降、カルロスが目撃したであろう範囲のゴブリンの数を尋ねると、どうやら冒険者達はもう半数以上のゴブリンを倒してこれたようでした。

そして、ボスは厳重に守られた奥の間におり、他のゴブリンよりも体躯に恵まれた巨体の持ち主であることも聞かせられます。

 

SさんPCバード・ヨーリオン(ドラゴンボーン)「私達はここを根城にしているゴブリンどもを殲滅する依頼を受けている。この後も探索を続けて行く予定なので、カルロスさん、あなたはノーズ村に行って事情を説明し、かくまってもらうと良い。ノーズ村はここからそう遠くない場所だし、外にはもうゴブリンはいないから安全に行けるはずだ。行き方は教える」

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商売道具はもうないが、命あってのものだねだ。

冒険者達は一旦、彼を連れて洞窟から出ます。カルロスを下の広場に停めてあった馬車まで案内し、彼が馬車に乗って森に入っていくのを見送ってから、再びダンジョンに戻ったのでした。

 

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ダンジョンの右側区画。長い通路を進むと「何か起きるのでは?!」と緊張感が漂います。

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ゴブリン達の倉庫兼食料貯蔵庫と思わしき部屋。

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本当にこれだけ巨大なクモがいたとしたらゾッとしますよね~(・。・;

冒険者達は中央部から見て右奥側に位置する、倉庫兼食料貯蔵庫と思わしき場所に訪れます。

何か役立つものがあるかなと全員手分けして捜索していると、高い天井の暗がりに潜んでいたジャイアント・スパイダーの不意討ち攻撃を受けてしまいました。

SさんPCバード・ヨーリオン(ドラゴンボーン)がクモの糸に絡まれ身動きが取れなくなります。しかし、やはりここも全員連携を取り合い、見事ジャイアント・スパイダーをやっつけ事なきを得ました。

 

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「何かが待ち受けているのでは?!」通路に戻る際にも緊張感が漂います。

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ゴブリン達の宴会場と思わしき部屋。

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「ヤァ、ボクタチ、ミッキー(ズ)ダヨッ♥」

セッション午前の部の最後と決め潜入した次の部屋は、ガランとした宴会場でした。

部屋の奥まった場所には巨大で立派な暖炉があり、部屋の中央にはでかでかとした宴会テーブルが設置されています。

その上には得体の知れない食べ散らかされた謎の料理類やらエールのつがれた汚いジョッキ、どこからか盗んできたがボロボロにしてしまった衣服やら反物、小型の酒樽、食器類と言った品々がたくさん並べられたり、ひっくり返っていました。

やはり分担して捜索していると、NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)は暖炉の上のゴミの中から、1つの鍵を見つけ出します。

同じくして、テーブル周辺を調査していた方の面々は、散らばる食器や食べ物やゴミの陰に、蠢く影を察知しました。

 

PC一同「ウゲッ、何かいる!?」

 

たくさんのジャイアント・ラット(DM「命名ミッキーズ、ね♥」)が突然、物陰から飛び出し、PC達に不意討ち攻撃を仕掛けてきます(小②A子さん「ミッキーはこんなんじゃないし! それに可愛くな~い!!」)。

大した脅威にはならないはずと思われたジャイアント・ラットですが、“連携戦闘”が行えるこのモンスター、頭数も多いことから、どんどん攻撃をヒット、PC達はガリガリHPを削られ、悲鳴を上げることになります(DM「解説しよう! これは、PCに対し仲間のラットが接敵しているなら、他のラットはそのPCへ攻撃ロールする際、20面体を二つ振って大きい目を採用できると言う優れた特徴なのである!」)。

 

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「あともう少しで全滅できますね。ここからは近接武器が届かないし、仲間を襲ってるミッキーに、ハンドアックスA・・・投げ斧で攻撃します! ダイスをコロコロ~、・・・外れです⤵」

ミッキーズ(DM)「おっと、ひゃっほーぅ♪」

PY一同「なんだか今日のダタクのハンドアックス、全然当たりませんね?!」

Nさん「あっれ~??? 凹⤵」

全員「(超大爆笑)」

 

死者こそ出ませんでしたが、倒し切った後はPC全員が満身創痍(PY一同「恐るべし、ミッキーズ・・・!」)。部屋のドアを厳重に閉め、HPを回復する手立てを取りながら、小休憩を取ることになります。

 

 

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上から見渡した構図のダンジョン全体図です。

 

■シーン4:根城である洞窟内の探索〈後半〉

――リアルにお昼休憩を取り、セッション午後の部スタートです。

冒険者一行は、ダンジョン中央通路の途中(一番最初に行った詰め所の北側に位置する)、まだ行っていなかった、頑丈そうな両開きの扉の前に戻りました。先に通路を通った時に扉があることには気が付いていましたが、細かく確認まではしておらず、初めてチェックしたところ、鍵が掛かっていることを知ります。おそらく内側からロックが掛かってる模様。

皆さん、すぐにダタクが暖炉の上で見つけた鍵を思い出し、それを使うとドンピシャリ、開けることが出来たのでした。

中にゴブリンがいる気配を察しますが、やはりここは、

 

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「突撃~ッ!! 猪突猛進~んんんッ!!」

 

と言うリーダーの決定で、突撃することになります。

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根城の重要な区画につながる、ホールと思わしき部屋。

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今までの敵と同じように考えて挑んだところ・・・

部屋はホールと言った雰囲気の場所で、ガランとしており何もありません。

そんな中にいたのは今までとは異なる様子のゴブリンの戦士達でした。壊れた武具を装備していた下っ端と違い、ここは全員、きちんとした使える武装をしており、しかも先鋭のようで鍛え抜かれた筋骨たくましいメンツで構成されています。

 

DM「ゴブリンの戦士たちは、今までの騒ぎから来ることを察知しており、戦闘準備万端で待ち構えていました。不意討ちは受けません。皆さん、イニシアチブ判定です!」

PY一同「はい!」

SさんPCバード・ヨーリオン(ドラゴンボーン)「あれ・・・私の20面ダイスがない???(一生懸命に探すSさん)」

PY一同「(部屋に転がってないか、協力して探す皆さん)」

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「ないね? 私は持ってないよ?」

全員「・・・!?(全員、小②A子さんに注目)」

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「右手、左手、どちらに入っているでしょうか? あ、下から覗かないで! ズルをすると爆発します!」

 

小②A子さんリアルに技能〈手先の早業〉判定に成功。

Sさんリアルに能力値〈判断力〉判定に失敗。

そして、大爆発が発生!(発声「バ~ンッッッ!!!」)

・・・とか意味不明なテンションで午後、最初の戦闘が開始されたのですが、皆さん、今までの下っ端ゴブリンとさほど変わらないだろうと思い込んで挑み始めたのがまずかった。

 

PY一同「あれ・・・こいつら、強い?!」

 

各自、剣による2回攻撃を同一ターンに行ってくるゴブリン戦士達に、各PC達はHPをガリガリと削られて行きます。

しかも、どうしたことか前衛2人の攻撃ロール判定がことごとく失敗していく。成功しても、ダメージロールでは小さな目しか出ない。

 

SさんPCバード・ヨーリオン(ドラゴンボーン)「初級呪文のヴィシャス・モッカリィを使います!(注:敵の攻撃ロールに不利を与える呪文です)」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「1レベル呪文のブレスを唱えます!(注:仲間の攻撃やセーヴ判定を成功しやすくする呪文です)」

 

このようにして補助呪文で状況を盛り返そうとしますが、それでも前衛2人の攻撃がなかなか奮わないと来た・・・!!

見かねたNさんが、ダタクに“応援”アクション(注:自分が攻撃できなくなる代わりに隣にいる仲間の攻撃ロールに有利を与える)を取らせて協力もしますが・・・。

そうこうしているうちに、HPが0になり、ヨーリオンが倒れ、ダタクも倒れてしまいました。

 

DM「(タブレットの効果音アプリから、「ガーン!」というショック音を響かせます)」

全員「うわぁ~、これは大変なことに~!!」

K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「やーだー⤵、まず~い!⤵」

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「2人も?! やっべー!! でも、ダメージを受け続けてるが、私はまだまだ倒れない! 何故ならリーダーだからだッッッ!!⤴(燃える闘魂発言)」

 

少しずつ蓄積させていたダメージポイントから、各ゴブリン戦士達もHPがかなり少なくなっており、どうにかこうにか最終的には小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)とK子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)の活躍で、ギリ、PC全員が倒れる寸前で、ゴブリンの戦士達を全滅させることに成功したのでした。

 

PY全員「(´▽`;) ホッ」

DM「(タブレットの効果音アプリから、拍手喝采を響かせます)」

 

プレイヤー全員で相談。一番最初に訪れた部屋(ここの隣)に一旦、避難。入口の扉を厳重に閉じ、ポーション・オブ・ヒーリングを倒れた二人に飲ませて息を吹き返させたり、小休憩を取って各自ヒットダイス使用や回復系の呪文でHPを完全回復。態勢を立て直した次第です。

不可思議なテンションと、ギリギリで戦ったハラハラドキドキする興奮のまま、冒険者達(いや、もしかするとプレイヤー自身の感覚で、か?!)は、ついにボスが待ち受ける最後の区画へと潜入していくことになります。

 

君は生き延びることが出来るか――!?

 

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今回の話も大詰め。最後まで油断は禁物だ!

PY全員「通路は入念にチェック、罠とかないか調べながら、確実かつ着実に歩んでいきます。ふふふふふ・・・」

DM「了解です。ふふふふふ・・・」

PY全員「これ以上、ダメージは受けたくないですよ。ふふふふふ・・・」

DM「最後の扉は、巨大な石造りの物で頑丈そうです。カギなどは見当たりません」

PY全員「聞き耳を立てます。技能の〈知覚〉判定ですね?」

DM「ハイ。難易度は10です」

PY全員「ダイスをコロコロ~。全員、失敗です。ふふふふふ・・・」

DM「そうですか、残念ですね。ふふふふふ・・・」

 

聞き耳には失敗したものの、中から不敵な笑い声がこだましてきました。

オスのゴブリンのものがひとつ、メスのゴブリンと思われるものがふたつ。

何か面白いことがあって笑っているのではなく、明らかに外にいる冒険者達に向けられている、まるでバカにしているような笑いです。これからして、PC達が来たことはバレてしまっているようでした。

「これはもう突撃するしかないだろう!」と意見が一致、PC達は中に飛び込みます。

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ここのゴブリンの一団のボスの部屋。

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最後の戦いだ!

DM「この部屋だけは、立派なテーブル、イス、ベッド、タンス等の家具が並べられています。壁にもどこからか盗んできたものでしょう、立派なタペストリーが飾られていました。部屋の奥の大きな椅子には、木で作ったらしい立派な冠を頭に乗せた、体躯たくましい巨体の持ち主であるオスのボス・ゴブリン、そして両隣にはやはりマッチョな体躯をした彼の妻たちらしいメスゴブリン2体が口元から牙を覗かせ、ニヤニヤしながら待ち構えていました。3体とも武装しており、とてもガラが悪そうに見えますね。ドア付近のテーブルには拷問を受け殺されたらしい旅人風の男の遺体、彼らのそばのテーブルの上には宝箱が見えます」

 

残念かな、PC一行はゴブリン語が分からないので、やはりここでも最後のやりとりらしいモノも出来ず、戦闘に突入することになりました(DM「Ω\ζ°)チーン」)。

 

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)は、ボス・ゴブリンまで突撃していきます。

妻A(仮名)はボスの元にとどまったまま、スイミーへ攻撃。

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)、前の戦闘の反動か、「うおぉぉぉ~ッ!!」と、いきなり攻撃ロールもダメージロールも良い目が大炸裂、あっという間に妻Aを一刀両断にしてしまいました。

 

妻B(仮名)は、後方にいる他の冒険者達の元へ移動攻撃を仕掛けます。

 

DM「ゴブリンの二人目の妻が、ニコルに攻撃!」

K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「妻・・・ふふふふふ・・・(謎の微笑)」

大人チーム「二人目・・・怪しい・・・ふふふふふ・・・(謎の微笑partⅡ)」

 

どうしたことか、ニコルはやはり今回も不調。判定にことごとく失敗。すぐ後方に構えるダタクとヨーリオンが、彼女を補助魔法やら“援護”アクションで支援にあたります。

 

・・・が、その後も、どうしても当たらない!!

 

スイミーがひとりボスと戦い続ける中、剣で2回攻撃して来る妻B(仮名)の攻撃が、ダタクにクリティカル! 彼は本日2回目の意識不明の重体に陥ってしまいました。

 

K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「あ~、ダタクが倒れちゃったぁ・・・早く、なんとかしないとぉ・・・⤵」

NさんPCクレリック・ダタク(ヒルドワーフ)「倒れてなお、お釣りがくるダメージの大きさですね」

 

そしてその後、死亡セーヴ判定に、1回目・・・失敗。

次のラウンドも・・・失敗!!

 

K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「ぁぁぁぁぁ(←助けてくれていた仲間が大ピンチと言うことで、我がごとのように顔が青ざめて行く)・・・まずいよぉ~」

 

ニコルはその後、ヨーリオンと協力し合い、どうにかこうにか妻Bを仕留めることになります。

ダタクも、後半は死亡セーヴ判定に辛くも成功し続けて行きました。

 

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「ダイスをコロコロ~、ボスに対して攻撃成功! ダメージは11ポイント! これで、どうだッ?!⤴」

DM「あー、惜しい、あと一歩!! ボス・ゴブリンはかろうじて踏ん張っています!」

小②A子さんPCファイター・スイミー(ヒューマン)「オーノーゥ・・・⤵(←スイミーもHPが残り少なくなっている)」

 

フリーになったニコルのフィギュアを、K子さんがボスのそばへと移動させました。

 

K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「ボスに突進します。攻撃するのにダイスをコロコロ~、攻撃成功! ダメージは・・・9ポイント!!」

 

・・・それを聞き、ボスのフィギュアをDMがパタリと倒しました。

 

DM「『ウゴーッ!!』と断末魔を上げながら、ボス・ゴブリンは血を吐き出し、その場に崩れて動かなくなりました」

全員「おおーッ!」

全員「ニコルがーッ!」

全員「初めてーッ!」

全員「おいしいところをーッ!」

全員「持って行ったぁーーーッッッ!!(全員で拍手喝采♪)」

K子さんPCファイター・ニコル(ハーフリング・スタウト)「やった! イェーイ(*^^)v(←自慢げな表情♪)」

 

 

■エピローグ

冒険者一行は、ボスが隠し持っていた財宝を宝箱から入手。

依頼通り、この根城にいたゴブリン全員を倒した証拠になるだろうと、ボスの首を切り落とし、ノーズ村へと持参しました。

ノーズ村の自衛団の若者達や村人、そして助け出した行商人カルロスに何度もお礼を言われ、それぞれから謝礼を受け取ります。

入手した金銭類は全員で平等に分配。後半に出現した強敵であるゴブリン達から得られる経験点が非常に高く、前回に続き全員3レベルに成長しました!!

PYの皆さんも、超ホクホク顔♪

冒険者一行は数日ノーズ村に滞在した後、また新たなる冒険を求めて旅に出たものです。

 今回入手した経験点:一人625点

 財宝類:一人221gp

 

~お・わ・り~

 

 

■今回の、おまけ画像

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パシャリ♪📷✨

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折角ですので、他の角度からもダンジョン全体図をパシャリ♪📷✨