“いわきD&D同好会”では、D&D5版(強いて言えば色々なTPRGを)プレイする際のお供に、様々な小道具を(できうる範囲にて)用意するようにしています。リーダーのMaster自身、色々と小道具を集めたり、自作するのが大好きな人間なんですね。それが大きく影響している部分もあります。
このプレイ小道具紹介カテゴリーでは、実際に使用している小道具類の紹介ならびに自作しているモノならその製作方法を参考までにご紹介しています。
第2回目は、前回に引き続き、“お手軽・流用フィギュア編~その2”です。
ボトルキャップ・フィギュアの解説でも書いたように、2019年7月現在、D&Dオフィシャル・フィギュア群の入手はなかなか難しいですよね。今回、代用品でご紹介するのは、メイジナイト (Mage Knight)です。詳細はネット上の解説に譲りますが、これはファンタジーを題材にした米国産のトレーディングゲーム・フィギュアで、塗装済みの完成品ミニチュア同士を並べて対戦するもの。日本語版も2001年から2004年まで展開しており、現在もそれなりに中古品(場合によっては新品!)が出回っているようです。
僕自身、その全貌は把握できておりませんが、全シリーズ通してかなりの数に及ぶようで、その膨大さに正直驚きます。種別もサイズも多岐にわたり、よくあるこの手のフィギュアとサイズ比もあまり変わらないようで、D&Dで言うところの、小型サイズ、中型サイズ、大型サイズ、巨大・・・と並べてみても違和感がありません。デザインもまさしくD&Dに通じるモノが多く含まれています。
塗装済み商品ですが、中にはあまりにもテキトーに塗られているブツもあり、
「なんじゃこらぁ~?!(byジーパン刑事)」
と驚くことがあります。これについては少々リペイントする必要があるかも知れませんね。逆に、
「え、こんなにキチンと塗装されてるの~?!Σ(・ω・ノ)ノ!」
と、あまりにも綺麗にペイントされてるブツもあったりして、その落差にまた違う意味で驚くこともあります。
さて、メイジナイトのフィギュアは土台がダイヤルのようになっており、それでゲームを展開させるようです(本ページの上部2枚の画像参照)。その為、土台が大きく作られており、D&Dの戦闘をマス目方式にて解決している場合、(小型サイズや中型サイズとして使うなら)マスからかなりハミ出してしまい(大型サイズに使うなら逆に小さすぎて)シックリときません。
メイジナイトのゲームもするのならそのままで使うしかないでしょうが、“完全にD&Dのフィギュアとして使いたい+土台が使いにくくて気になる”なら、デザインナイフ、もしくはホットナイフのようなもので本体をダイヤルベースから丁寧に切り離し、TRPGフィギュア向けに売られているベースに接着しちゃいます(←経年劣化からか、ダイヤルベースを持ち、もう片方の手でフィギュアの足元をつまんで少し力を加えると「パキッ!」と簡単に接着がはがれる商品もあるようです・・・(-_-;)ウウーム・・・)。
塗装済み完成品と言うこともあり、ボトルキャップ・フィギュア同様、本格的なメタルフィギュアを大量に買って技術力と時間と労力をかけて製作するよりも、非常に簡単かつ安価で(入手できれば“数”も)あっという間に用意できるという大きな利点がメイジナイトにもあります。
僕が住んでいる地方都市でも、近年、中古ショップで入手できたくらいですし、中古ガチャポン物や中古フィギュア物を取り扱っているお店に、今でも入手しやすい値段で在庫品があるのではないでしょうか? へたすると、ホビーショップに新品の不良在庫がまだあるかも知れません。
・・・・・・以下、ここからは完全に余談です。
もう何年も前のことですが、とある方からいらなくなったというメイジナイトのフィギュアを格安で譲っていただきました。その際、手渡された大き目のダンボールの中にとんでもない量が詰め込まれているのを見て、腰が抜けたものです(;'∀')コンナニアルトハスゲェ 1種類ごとにダブりがあるわあるわ! いわきD&D同好会のプレイで使用されているフィギュアの多くには、その時のメイジナイトの転生させられたフィギュアがかなり混ざっている次第なのです。
以上、〈転生したらD&Dフィギュアにされていた件〉・・・完。みたいな?