いわきD&D同好会のブログ

福島県いわき市で活動しているTRPGサークル“いわきD&D同好会”の紹介ブログです。〈ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)5版〉と〈新クトゥルフ神話TRPG〉をプレイしています

例会レポ 第9回:2017年5月28日(日)

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志村ーッ! うしろーッ!(←前方に気を取られ、大型モンスター出現の罠を発動させてしまった冒険者達の図)

参加者は、Iさん、Kさん、Nさん、Tさん、そしてMaster。(+都合のつかないSさんはLINEメッセージにて参加?!)。

DMは、リーダーのMasterが担当。

プレイ時間は、9時~17時でした。

 

以下、前回のIさんシナリオの後、『シャーウッド村からダガーフォードの街に戻る寸前、村から出発する少し前にあった冒険談』という時間軸にて話は始まります。

ゴブリン退治を済ませて以降、宿屋兼酒場にて暇を持て余していた一行は、やはりダガーフォードの街から旅をし訪ねてきた考古学研究家イデアルという眼鏡の学者肌の青年と知り合います。

彼はこの地方に古くから伝わる“伝説の勇者クラージュ”という人物と、そのクラージュがこの地方のどこかに隠したという知識や宝について調べており、このシャーウッド村の近辺の森にその一つ(彼が作ったダンジョン?)があることを突き止め、調査の手伝いをしてくれる冒険者を探していたのでした。

依頼を引き受けた一行は、情報を求め、前回までの流れで知り合った村の人々に聞いて回りますが、手掛かりなし・・・。

最後にと、村の子供達にも聞くと、彼らが大人に隠れて森の奥深くに遊びに行った時に見つけた秘密の場所が、その問題の場所であるらしいことを知ります。場所を教えてもらい向かってみると、それは大きな木の傍にある、古い古い祠のある古井戸で、その古井戸こそ、カモフラージュされたダンジョンの出入口だったのでした。

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あからさまに配置されている怪しい宝箱に向かいますか? それともあからさまにスケルトンがたむろってる部屋に飛び込みますか?(←棒読み)。

冒険者達は、このダンジョンが、勇者クラージュの仲間のうち“盗賊ロイバー”という人物のものということを判明させつつ、探索を続けます。

ダンジョン探索の途中、意味ありげな巨大レリーフが壁にありました。『巨大な火山が噴火し、その前には3つの首を持つドラゴン、そしてそれに対峙する様にして、勇者、僧侶、魔法使い、盗賊が描かれている。周囲にはゴブリンやら他の魔物達が恐れおののいて逃げまどったり、ドラゴンと共に勇者たちに立ち向かっているようだ』というようなものです。

IさんPCクレリックアスナス(ヒューマン)は、これが以前の冒険(例会第3回目参照)で、ゴブリンのボスの部屋にあったタペストリーに描かれていた内容とそっくりであることに気がつきました。

 

プレイヤー一同「ずっと気にしていたが、あれがここにつながるのか・・・!」

DM「ようやくキャンペーンらしくなってきましたよ!」

 

PC達は一番奥の部屋にて、盗賊の王のような姿に摸されたロイバーの像が持つ“骨董品のダガー”を入手しますが、意味ありげな暗号文字が刀身に刻まれており、分析すると、どうやらこれと関連する武具を集めることが勇者クラージュの遺産を見出す為のカギになるらしい、ということが判明します。

こうして今回の冒険を終え、冒険者達は商人トムワットじいさんの護衛をしつつ、新しい旅の仲間・考古学研究家イデアルと共に、ダガーフォードの街へと戻っていくのでした。

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冒険者達のレベルが徐々に上がってきた! 数値が上昇して嬉しいプレイヤー。更に上の脅威度のモンスターが出せるようになって嬉しいマスター。・・・ですッ!!

さてさて、前回から時間が空いたこともあり、シナリオ制作の余裕がばっちりあったことから、DM(Master)も、キャンペーンシナリオの設定やら展開を練りまくっていたものです。

同時に今回のシナリオでは、前回までに問題に感じていた「同じようなものばかりでなく、如何にしてPCにバリエーションある困難さをぶつけてチャレンジさせるか」という課題を、いくつかの形にして組み入れてみたものです。プレイヤーの皆さんも、一目瞭然、気が付かれていました。

 

今回の冒険点は一人1170点。入手したお金は一人320gp。ポーション・オブ・ヒーリングは計6本で、皆さんで話し合って分配されました。

そして! 冒険者全員、4レベルに成長しました! テレテ・テッ・テッ・テー!