参加者は、Ｉさん、Ｋさん、Ｎさん、Ｓさん、そしてMaster。
DMは、リーダーのMasterが担当。
プレイ時間は、9時30分～16時でした。
ストーリーは前回から引き続き、ダガーフォードの街への帰還中の出来事になります。ダガーフォードの街まであと1日と言うところまで来た時、休憩を取るのに一行はスタラン村という街道沿いの平和な村に立ち寄ります。すると驚くことに普段は現れることのない、近辺の山岳地帯に住むオーク族の戦闘部隊が村を襲っていました。ＰＣ達も有無を言わさず巻き込まれてしまいます。
村人たち「本当に勇者クラージュの一行がやってきた！ 是非とも助けてください！」
冒険者達「？？？？？」
村人の不可解な言葉を気にしつつ、一行は降り掛かる火の粉は払わないと精神でオークを退治します。しかし、意外と手強いオークに手こずり、なんと例会第1回目の悪夢が再び・・・ＮＰＣファイター・ダングリム（マウンテン・ドワーフ）がまた死亡してしまいました！！ おおぅ・・・久々にキテルヨＤ＆Ｄ・・・！！
オークを倒した後、冒険者達は村人から事情をききます。すると、次のような情報が得られたのでした。
スタラン村人・エー「2日前から、突然、近辺の山岳地帯からオークの一団がやってきてスタラン村を襲うようになってきたんだ。オーク達が住んでいることは昔から分かっていたが、こんな風に襲ってくることは今までなかった」
スタラン村人・ビィ「3日前、旅しているらしい、まことにおかしな道化師の男がひょっこりやってきた。真っ赤な服に、真っ赤な帽子、真っ赤なタイツに、真っ赤な靴をはいていた。色々と素晴らしい大道芸を見せてくれたのだが、本当なのか演技なのか、言動がとてもおかしかった。そして去り際、こんな意味深な言葉を我々に残していったんだ。『数日内に狂ったオークが村を襲ってくることでしょう。だけどご心配には及びません。封印が解かれ、暴れ出した亡者の洞窟の亡者どもを一掃した勇者クラージュたちがここを訪れます。彼らは世のため人のためになることを行う善なる冒険者達です。彼らはきっとこのスタラン村を助けてくれるはずです。ではごきげんよう・・・』と」
倒したオークの口許には謎の緑色の唾液がついており、それを調べますが情報は得られず・・・（プレイヤー全員判定に失敗！）。
「オークどもを全滅させてください！」という村人の願い、そして「協力してくださるなら、その代わりにお仲間を復活させてあげます！」という村の女性司祭の申し出もあり（←お約束的展開）、冒険者はダングリムを復活させてもらい、オーク退治を引き受けたのでした。
さてさて、遂に登場した“キャンペーンシナリオに付きものの謎の登場人物”。赤い道化師と様々な出来事がＰＣ達の行く手を阻んでくることになります。
今回のプレイで印象に残ったのは、ＳさんＰＣのローグ/ファイター・ハンベエ（ヒューマン）の、キャラ制作時から練りに練っていたという隠密行動と攻撃のコンボ。やはりローグは4版で言う撃破役と同様の活躍が見せられるので、ローグがいないとなかなか戦闘に不利が感じられることが実証されました（ローグが大ダメージを与える→若干残った敵のHPをファイターやパラディンがきっちり削って倒す、の流れみたいな）。
一方で、Ｉさん操作のNPCファイター・ダングリム（マウンテン・ドワーフ）が、今回はシナリオ中、最初から最後までダイス運に見放され、ほとんど活躍できず、ダメージを受けてばかりになってしまっていました・・・。
一番唖然としたのは、お宝がある部屋の捜索判定に、ことごとく全員が失敗。結果、今回の冒険から得られるはずの宝（や収入）がほとんどなかったことであります。
前々回に発見したロイバーのダガーに隠された秘密、前回の故意に破壊された亡者の洞窟の封印の祠、そして今回の不可思議な行動を取っていたらしい赤い道化師の正体と行方。
深まる謎を残しつつ、一行は次回ついにダガーフォードの街へと帰還します。そこで待つ、次なる冒険とは・・・？！
今回の冒険点は一人1840点。入手したお金は一人50ｇｐ。
なんと全員、5レベルに成長！ テレテ・テッ・テッ・テー！！
トムワットじいさんと考古学研究家イデアル「今回のお話、我々完全に空気でしたね・・・」
