いわきD&D同好会のブログ

福島県いわき市で活動しているTRPGサークル“いわきD&D同好会”の紹介ブログです。〈ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)5版〉と〈新クトゥルフ神話TRPG〉をプレイしています

例会レポ 第4回:2016年7月24日(日)

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森の奥にある、誰もいない不気味な教会。捜索を中断、夕闇の迫る中、森の小道を町へとそそくさと戻る冒険者一行。(ここでカラスの鳴き声効果音)。「うう、なんか嫌~な雰囲気じゃ・・・」。(わざとDM一瞬沈黙し、プレイヤーが「何してんの?」という顔を見せた瞬間、教会の鐘が鳴り響く効果音を!)。「え! あの教会って誰もいなかったはずじゃん?! 誰が鳴らしてんの?!」

参加者は、Iさん、Kさん、Nさん、そしてMaster。

DMは、リーダーのMasterが担当。

プレイ時間は、9時30分~16時でした。

 

シナリオは、前回までの冒険を通して知り合った、旅の駆け出しクレリック青年ロイと意気投合した冒険者達が、彼が師から預かった手紙(前回の冒険で彼が冒険者に取り戻させた“巻物”がそれ)を、友人の牧師モルゴーに届ける為、小さな町カザルに行くのに同行することから始まります。

 

ロイの友人モルゴーは、叔父でもあり、カザルにある小さな教会の前牧師でもあった、今は亡き老クレリック・ジャルクの代わりに新牧師として赴任したのですが、最近、師と彼(モルゴー)の連絡が途絶えているとのこと。

心配した師が、謎の死を遂げていたジャルクにまつわるおかしな噂(信仰のあまり生と死についての研究にのめり込み過ぎていたらしい。複数の何者かに暴行を受けて殺されたらしい等)を調べ上げ、ジャルクの後継者として訪問した先で何かおかしなことを見たり聞いたりしても関わらないようにと、モルゴーにその手紙をしたためたのだと言います。で、ロイを使いに出した、と。

 

PC達が辿り着いたカザルの町では、町外れに立つ教会について、おかしな情報ばかりが集まったのでした。

何を研究していたかわからないが、ジャルクが度々姿を消していたこと、墓場が荒らされた事件があったこと、教会に近づきがたい雰囲気が漂っていたこと。

まるでジャルクのように、新しく来たモルゴーも姿が見えなくなることが多く、ここ数日は行方知れずになっているらしい・・・。

モルゴーの行方を捜索する為、教会を調べる冒険者一行は、誰もいないはずの教会にて、奇妙な声や物音を耳にしたり、鐘が鳴るのを目撃します。

 

DMのワタクシ、「夏向けのお話にしよう!」と考えまして、ホラーな要素満載の濃い展開を繰り広げさせてもらった次第です。

印象に残ったのは、Master制作の新ダンジョンタイルの使用と、タブレットにインストールしたホラー効果音集を駆使しての様々な演出。一部ウケ狙いで面白効果音なども出してみました。怖さで? 笑いで? 夏の暑さを吹き飛ばせましたかね。

また、プレイヤーKさんのローグ・エレヴァン(ハイ・エルフ)が2レベルになり手に入れた特徴の巧妙なアクション“早足”で、合計18マスの移動力を駆使し、戦場を縦横無尽に移動しまくり、敵に攻撃を仕掛け続けたこと。いやはや、こんなに長距離をサクサク移動されると、DMは目が回る思いでした。

強敵のはずのオーガを出したりしましたが、冒険者の連係プレイがうまくいくと、結構、ガリガリとHPを削れることも判明。今回は、意識不明者や死亡者は無しと言ふ。D&Dらしくないよ・・・。

 

今回の経験点は一人385点。入手したお金は一人90gp。

な、なんと、レベルアップにあと5点たらないところで終了と相成りました。Ω\ζ°)チーン

シナリオのラスト、冒険者達はロイの故郷であり、冒険話が多く聞かれると言う、ダガーフォードの街へと旅立ったのであります。